![カンニング竹山さん(撮影/今村拓馬)](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/3/8/413mw/img_38a0ecbb0e27214cf393f6c4442ea90b38736.jpg)
お笑い芸人・カンニング竹山さんとは同世代のダイノジの大谷ノブ彦さん。彼から説明されて、衝撃であり、少し寂しくもあり、でも、理解できなかったこととは?
【写真】カンニング竹山のかつて憧れの存在でいまは「オッサンの先輩」はこちら!
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僕がやっているオンラインサロン『竹山報道局』の先日のゲストが、お笑いコンビのダイノジの大谷ノブ彦君だったんです。
大谷君はお笑いと音楽の融合ということをやっていて、DJイベントをやるとすごく盛り上がっているので、そのあたりのことをインタビューしてみたかった。お笑いと音楽の融合が一番できているのは、ダイノジの2人だなと思っているのでゲストに来てもらいました。
そんな話から脱線もして、これかのメディアという話題にもなった。今の時代、地上波のテレビでもなかなかスポンサーさんがつかない。いつの間にか「お金がない、お金がない」がメディアの口癖のようになっている。お金が入ってこないから、何を始めたかというとイベントを打ってきて、これが結構、成功しているそうです。
ラジオ番組もそうで。イベントを仕掛けたり、配信をからめたりして、成功しているラジオ局もあると聞いています。僕も昔からラジオリスナーだから、そんな僕からすると「リスナーからお金を取るのなんてダメなんじゃないの!?」と思ってしまう。でも、その考えは古い。僕が月曜日レギュラー出演しているTBSラジオ『たまむすび』の日本武道館でのイベントも満席で大盛況でした。
いまはメディアがいっぱいある時代だから、自分が好きなものを存続させるために、お客さん側に権利があるというんです。自分の好きなものにはお金を払ってでも守っていく。そういう形に変わってきていると大谷君が話していた。
このことには、「なるほど」と思うところもあって、僕はオンラインサロンという形式で『竹山報道局』という、小さな仕組みでテレビ番組のまねごとをやっているわけですけど、
一定数の方たちが毎月1000円払ってくれて、月イチの配信番組を見てくれる。
お客さんから「お金を取る」じゃなくて、お客さんに「支えてもらう」。そういう番組のほうが、伸びるというか存続し、お客もついてくる。ここは昔と大きく違うなと思った。