9月27日、ブロガー・作家のはあちゅうさん(36)がAV男優のしみけんさん(43)との事実婚を解消すると公表した。現在は別居しており、3歳になる長男の親権は、はあちゅうさんが持つという。20代で華々しいキャリアを築き、インフルエンサーとしても、はあちゅうさんの言動は常に注目された。結婚、出産後も夫婦で共著を出版するなど仕事の幅を広げたが、プライベートでは結婚生活に困難を感じていたようだ。事実婚解消に至るまでどのような思いを抱えていたのか。シングルマザーとなった今、今後のキャリアをどう考えているのか。はあちゅうさんに聞いた。
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――今も週末には家族3人で過ごしている様子をSNSにアップしていますが、離婚という形を選んだ理由を教えてください。
日々の小さな不満の積み重なりと、ちょっとしたけんかの繰り返しですかね。私は今も、彼の好きなところがいっぱいあるので、もう話したくないとか、連絡したくないというわけではありません。ただ、彼のほうはもう私のことを好きではないんだろうなとか、夫婦なのに子育てを一人でしていると感じる時期が2年ぐらい続いて、「それでも一緒にやっていくのが結婚でしょ」と思う自分と、「うまくいかないなら次のやり方をトライしようよ」と思う自分が交互に出てきていました。
長い結婚生活の中での一瞬の“揺らぎ”なのかなと思うこともあったんですが、いつか終わると思いながら耐え続けても、その“いつか”が来るかはわからない。自分の今を犠牲にするのではなく、今うまくいかないから、今やり方を変えてみようという選択です。結婚しながら次の人生を考えるのは、すごく不誠実な気がして私はできなかったし、いよいよ駄目だと思ったときには今よりも年を取って、選択肢も狭くなってしまうと思ったので。
理由は、一言で言うと「すれ違い」なのかもしれません。夜9時に息子と一緒に寝て、朝起きて子どもを預けて仕事に行く私と、深夜に帰ってきて昼前に起きて、仕事へ行く「完全夜型」の夫とは、顔を合わせるのがそもそも週末だけ。週末は家族で一緒に時間を過ごすスタイルは離婚前から同じなので、住む場所が変わっただけです。