週の中頃は全国的に雨で、あちらこちらで強い雨に注意。この雨のあとは北日本の上空には11月中旬並みの寒気が流れ込んで、北海道の標高の高い所では雪が降る可能性も。

中頃はあちらこちらで強い雨

今週は、週の前半と後半は秋晴れの所が多くなりますが、週の中頃は各地で天気が崩れます。前線を伴った低気圧が西日本から東日本を進み、寒冷前線が北日本を通過する見込みです。27日(水)は西から雨の範囲が広がって、九州から東海、北陸にかけて雨が降るでしょう。西日本では雨脚の強まる所がありそうです。また北日本の日本海側も、次第に雨雲のかかる所がある見込み。28日(木)は北海道から中国、四国にかけての広い範囲で雨で、北海道から関東はザッと降る強い雨や雷雨に注意が必要です。

北海道の山では雪化粧も?

広く雨のあと、北日本の上空5500mには平年より10度近く低い、11月中旬並みの寒気が流れ込みます。北日本の2000m級の山では、29日(金)から30日(土)頃は雪が降る可能性があります。北海道の大雪山では紅葉が見頃となっていますので、初冠雪となったら雪と紅葉のコントラストも楽しめそうですね。

東と西もヒンヤリ

また、北海道から関東、近畿では28日(木)からの一週間、東海、中国、四国は29日(金)からの一週間、気温が平年よりかなり低くなる確率が30%以上見込まれるとして、気象庁から低温に関する異常天候早期警戒情報が発表されています。関東から西では日中は半袖の陽気でも、朝晩はグッと肌寒くなりそうです。夜寝る時の布団は少し厚手の物に変えて、お出かけの際は長袖の上着を用意しておくと良いでしょう。