妻の大島美幸さんと。鈴木おさむオフィシャルブログから
妻の大島美幸さんと。鈴木おさむオフィシャルブログから

 スマホを見る時間が増えて、僕が帰って来て作業をすることが、妻がスマホを閉じて動き出すスイッチになってしまっているのだ。

 じゃあ、なぜ、スマホを見る時間が増えたか。それも分かっている。BE:FIRSTだ。

 彼らのことを応援し始めて、どんどんハマっていく。ユーチューブの個人チャンネルを立ち上げて、決して軽くないはずの体でダンスを覚えて踊りだしている。素敵だと思う。

 40過ぎて、妻がこれほどまでにハマることがあるのは夫としては嬉しい。純粋に目がキラキラしているからだ。

 スマホで彼らの動画などをどれだけ見ていただいてもいい。ただその結果、キッチンで体の大きな夫と妻の渋滞が起きてしまう結果になった。

 風が吹けば桶屋が儲かるとは言うが、妻がBE:FIRSTにハマれば、キッチンで巨体の渋滞が起きているわけである。

 僕の苦情を聞くと妻は言った。「小さいこと言うなよーーー! 昔はそんなこと言わなかったぞ! 小さくなったなーーーーーー!!」

 体は大きくなったのに心が小さくなったと言われると、言い返すことも出来ない。

 男はこの言葉に弱い。

 全国の奥様方。旦那様と家でもめそうになった時、喧嘩をしてイライラを長引かせるよりも、人として小さくなったな!と言ってみてください。

 きっと、そのもめごとは解消します。

鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。パパ目線の育児記録「ママにはなれないパパ」(マガジンハウス)が好評発売中。漫画原作も多数で、ラブホラー漫画「お化けと風鈴」は、毎週金曜更新で自身のインスタグラムで公開、またLINE漫画でも連載中。「インフル怨サー。 ~顔を焼かれた私が復讐を誓った日~」は各種主要電子書店で販売中。「愛の掛け惨」がLINE漫画で連載中。コミック「ティラノ部長」(マガジンマウス)、長編小説『僕の種がない』(幻冬舎)が発売中。企画・脚本を担当したABEMAオリジナル連続ドラマ「覆面D」が配信中!

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鈴木おさむ

鈴木おさむ

鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。

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