
「芸能界最強占い師」として知られ、25年間で6万人以上を無償で占い続け、新刊『ゲッターズ飯田の五星三心(ごせいさんしん)占い2023』も話題のゲッターズ飯田さん。日々さまざまな人を占うなかで、「相性のいい人となかなか出会えない」という悩みを話す人が多いという。そこで今回、ゲッターズ飯田さんが考える相性のいい人と出会うために必要なことを、著書『ゲッターズ飯田の運命の人の増やし方』から一部編集して解説する。

■相性のいい人が見つからないタイプの特徴
「相性のいい人を見つけたいのに、なかなか出会えない」
そう思っている人にお聞きします。いつも「自分から見て」の視点だけで探していませんか? 「いい人が全然いないんです」と言う人に限って、求めるものが多過ぎるケースがよくあります。強欲なタイプか、目的がブレやすいタイプに多いパターンです。
恋愛をしたいのか、結婚をしたいのか。
この目的を明確にすることは、とても大切です。「結婚したい」と言っているのに、「この人には、ときめかないから無理」では、言っていることが矛盾しています。そもそも結婚したらときめきは不要です。毎日ときめいていたら生活できません。
また、「結婚したいのですが、運命の人といつ出会えますか?」と聞いてくる人もいますが、どんな相手がいいかを尋ねると、「何でも言うことを聞いてくれる人」「自分が望む生活をさせてくれる人」などと言います。
よくよく聞くと、どうも「恋人や結婚相手に、親を求めているのかな?」と思う人が多い。
「ありのままの自分でいられる人がいい」という表現も、言い換えれば、「わがままを許してくれる人がいい」という意味で使っている人が多そうです。
この人たちに共通する点は、「相手から見て」という視点がすっぽり抜け落ちているところ。それじゃあ警戒されますよ。相手だって同じ人間ですから、同じように欲望があって、それをかなえたいと思っているのですから。