ドラマ、映画の撮影に使われる大学にはいくつか特徴がある。都市部からそれほど離れていない(車で2時間以内)。緑が多く、近代的な建物がそびえ、おしゃれな施設がある。また、俳優やスタッフの送迎、撮影機材の運搬に大型の自動車やバスが使われるため駐車場のスペースが十分にあることだ。そして、撮影にあたって見学者が押しかけないことも重要だ。
そういう意味で、冒頭に紹介した「相棒」の相棒、川村学園女子大はロケーション、雰囲気などぴったりで、テレビ業界では撮影に向いている大学として知られている。なかでもフジテレビ、テレビ朝日系が多い。いくつか紹介しよう。
「8月18日(水)放送の刑事7人において川村学園女子大学で撮影されたシーンの放送がありました。撮影当時は東山紀之さんもいらっしゃいました」(2021年8月19日)
「川村学園女子大学 我孫子キャンパスはテレビ朝日ドラマ『特捜9』(5月19日放送第7話)のロケ地になりました。撮影当日は井ノ原快彦さんもいらっしゃいました」(2021年5月20日)
「川村学園女子大学 我孫子キャンパスはフジテレビ新春ドラマ『教場2』のロケ地になりました。木村拓哉さんをはじめ目黒蓮さんや福原遥さんなどたくさんの俳優さんが3日間にわたりいらっしゃいました。音楽室・図書館・庭園・廊下などが撮影に使用されました」(2021年1月5日)
「川村学園女子大学 我孫子キャンパスは土曜プレミアム『4つの不思議なストーリー~超常ミステリードラマSP・最後の買い物』のロケ地となりました。大教室・図書館・中庭が撮影に使われました」(2020年12月27日)
「川村学園女子大学 我孫子キャンパスは、フジテレビ1月期ドラマ『知ってるワイフ』のロケ地になりました。2021年1月7日(木)夜10:00~から放送が始まり、大学時代の回想シーンとしてたびたび映ることになります。皆様ぜひ見てくださいね」(2020年12月18日)