1日、札幌管区気象台は北海道の1か月予報を発表しました。気温はほぼ平年並みですが、北からの寒気の影響を受けるため、上旬は日本海側とオホーツク海側で平年より低く、太平洋側は平年並みか低いでしょう。また、冷たく湿った気流や気圧の谷の影響で、日照時間は平年並みか少なくなりそうです。降水量は日本海側とオホーツク海側はほぼ平年並みですが、太平洋側は平年並みか多いでしょう。

北海道1か月の天気傾向
北海道1か月の天気傾向

週ごとの天気

(6月3日~6月9日)
3日(土)と4日(日)は道北やオホーツク海側を中心に広く雨が降り、最高気温は4月並みの所が多くなりそうです。5日(月)以降は天気が回復し、6日(火)や7日(水)は7月並みの暑さとなる所が多くなるでしょう。8日や9日は再び天気が崩れる所もありそうです。数日の周期で気温の変動が大きくなるため、体調を崩さないように注意してください。
(6月10日~6月16日)
低気圧と高気圧の影響を交互に受ける見込みです。低気圧は東北方面を通過することがあるため、太平洋側では雨の降る量が多くなることがありそうですが、暖かく湿った空気の影響で気温は平年並みか高いでしょう。一方、オホーツク海側はオホーツク海から高気圧が張り出すことがあり、曇りや雨の日が平年に比べて多くなりそうですが、高気圧の張り出しが弱いため、気温はほぼ平年並みとなりそうです。日本海側は数日の周期で天気が変わり、平年よりは曇りや雨の日が多くなるでしょう。気温はほぼ平年並みの見込みです。
(6月17日~6月30日)
低気圧と高気圧の影響を交互に受けそうですが、太平洋から夏の高気圧が張り出すこともあるため、気温は平年並みか高くなる見込です。天気は平年と同様に、数日の周期で晴れたり、雨が降ったりするでしょう。