明日(2日)にかけても大気の状態が非常に不安定です。中国地方や四国から関東にかけても所々で雨雲やカミナリ雲が発達するでしょう。東北や北海道は断続的に雨で雨量が多くなりそうです。

この記事の写真をすべて見る

◆天気の急変注意

昨日(31日)に続き、今日(1日)も大気の状態が非常に不安定で、都心などにも活発な雨雲がかかりました。明日(2日)にかけても地上付近には暖かく湿った空気が流れ込んでいるうえに、上空には寒気が入っているため、大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。日本海には気圧の谷に伴う雲がありますが、この気圧の谷が本州付近を通過するタイミングで特に注意が必要になりそうです。

◆各地の注意が必要な時間帯

【北海道・東北・新潟】低気圧にまわり込む湿った空気の流れ込みが続くでしょう。明日にかけても断続的に雨が降る見込みです。比較的長い時間、活発な雨雲がかかり、雨量が多くなる見込みです。道路の冠水や河川の増水に注意が必要です。
【関東】これから明日の午前中にかけても所々で雨雲が発達するでしょう。広い範囲で降る雨ではないですが、局地的にザッと雨脚が強まりそうです。
【北陸3県】今夜遅くから明日の午前中にかけて注意が必要です。落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨の恐れがあります。
【東海・近畿】今夜から明日の朝にかけて、大気の状態が非常に不安定になるでしょう。局地的にカミナリ雲が発達しそうです。落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨にご注意下さい。
【中国・四国】これから明日の明け方にかけて大気の状態が非常に不安定になるでしょう。今日の帰宅時間帯も注意が必要です。所々で雨雲やカミナリ雲が発達するでしょう。
【九州】こちらはおおむね晴れて、天気の急変はなさそうです。
【沖縄】梅雨前線の活動が活発になるでしょう。明日は活発な雨雲やカミナリ雲がかかり、局地的には滝のような非常に激しい雨が降りそうです。
※明日にかけて広く天気の急変に注意が必要です。急に空が暗くなったり、冷たい風が吹いたり、雷鳴が聞こえたら、雷雲の近づくサインです。建物の中に移動するようにしましょう。また、活発な雨雲が近づく様子を把握するにはtenki.jpの「豪雨レーダー」も役立ちます。赤やオレンジ色で表示される活発な雨雲が近づいてきたら注意をしましょう。