5月1日から、北海道の桜の様子を桜レポートとしてお届けしています。今日(3日)は札幌の桜!札幌管区気象台にある桜の標本木が今日、満開となりました。

札幌管区気象台 サクラ標本木 撮影 日本気象協会北海道支社 田嶌恵
札幌管区気象台 サクラ標本木 撮影 日本気象協会北海道支社 田嶌恵

北海道は夏の暑さ

今日の道内は気温が上がりました。午後5時までの最高気温は、釧路地方の釧路市中徹別(なかてしべつ)で28.4度。午後5時までに道内で気温を観測している173地点のうち、35地点で今年初めて25度以上の夏日を観測しました。
札幌も23.6度まで上がり、7月上旬並み。日差したっぷりで、半袖で外を歩く人の姿も多くみられました。
この季節外れの暖かさで、札幌管区気象台の桜の標本木も一気に花開き、満開となりました。
ちなみに、東京の午後5時までの最高気温は22.4度。東京より北海道の方が、気温が高くなったんです。連休で北海道に遊びに来た方も思わず、「北海道暖かい!」と思われたかもしれませんね。

桜も驚く暑さに

明日(4日)も晴れて、さらに気温が上がります。予想最高気温は札幌で25度の夏日に。東部の内陸の北見は28度、帯広は29度まで上がります。北海道で広く見ごろを迎えている桜の木も、突然の暑さに驚いてしまいそうです。
そして、人間もこの暑さに注意が必要です。体はまだ暑さに慣れていません。熱中症などに十分な注意が必要です。
この晴天と高めの気温は5日金曜日まで続くでしょう。6日土曜日は広く雨が降り、7日日曜日も雲の広がりやすい天気となります。また、土日は風が強まるため、連休中のお花見は早めがおすすめです。