三浦透子
三浦透子
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 現在放送中の長澤まさみ主演ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」(フジテレビ系)での演技が話題を呼んでいる、チェリー役の女優・三浦透子(26)。第4話のラストで建物から飛び落ちる衝撃のシーンに視聴者は騒然となり、第5話では一命をとりとめたという展開に、SNSでは「生きてて良かった」「安心した」との声が相次いだ。謎めいたヘアメイク・大山さくらことチェリーは物語の核心に関わる重要な役どころ。今回の役で、三浦の演技力は広く認知されることになった。

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「三浦さんは、第94回アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞した『ドライブ・マイ・カー』でヒロイン役を演じ、一躍注目を浴びました。寡黙なドライバー役でしたが、独特の存在感で観客をくぎ付けにしました。実は三浦さんは、サントリーの『なっちゃん』CMで“2代目なっちゃん”として6歳で子役デビューしており、キャリアはすごく長い。演技だけでなく、歌唱力も高く評価されており、2015年には全身シャンプーのテレビCMソングで歌手デビューを果たしています。新海誠監督のアニメ映画『天気の子』でも主題歌のボーカルに抜擢され、紅白歌合戦にも出場しているんです。その歌声は透明感の中に凛とした強さがあり、非常に魅力的です」(テレビ情報誌の編集者)

 多才ぶりを発揮する三浦だが、12月には初となる主演映画「そばかす」が公開される。同作の主題歌も三浦が歌っており、作詞作曲を担当した羊文学の塩塚モエカは「のびやかで心にすっと入り込む歌声に魅了された」(リリースコメント)と絶賛していた。

「演技や歌声で人々をとりこにしている三浦さんですが、実は東京理科大学を卒業した理系インテリです。WEBメディアのインタビューで大学進学について『役者をやっているから勉強をしたかった』、『今の学部を選んだのも、お芝居とまったく関係ないことがしたいという邪念があった』と明かしている。数学はひとつの答えに対して、複数の解き方があり、その中から状況に応じたものを選ぶという行為が、脚本を解釈するときの頭の使い方に近いのだとか。また別のインタビューでは、数学が彼女の女優としての個性を形成しているとも語っており、リケジョならではの自己分析をしていたのも印象的でした」(同)

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