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 さらには、あまり投資するタイミングを見計らいたくありませんが、余剰金ができるごとに投資したり、もしくは毎月積み立てて投資したりするのも、時期的な分散にもなります。

 分散投資という投資のセオリーを取り入れると、お金の安定度はかなり高まります。

 たとえば、2022年の日本では急速に円安が進みました。その影響で、物価もかなり上がりましたよね。

 生活が厳しくなった人もいると思いますが、もしも収入のすべてを日本円でもらっていて、自分の身体を使って稼ぐお給料しかもらっていないとしたら、こうした状況でも、ただひたすらに「節約」をして耐えるほかありません。

 でも、早くから海外の株式などに分散投資をしていたとしたら、円安の影響で、むしろ利益を上げているということだってあり得ます。

 1ドル100円のときは、100ドル=1万円の価値がありますが、円安で1ドル130円になったら100ドル=1万3000円の価値。つまり、1ドル100円のときに100ドル買って、1ドル130円のときに売ったら、何もしなくても3000円儲かった可能性があるということ。

 そう考えると、日本円もドルも持っていた方が安心だとわかるよね。

 ちなみに、2022年の夏、僕の父が日本に遊びに来たとき、「なんでも安く感じる」と言っていました。結局、アメリカに持って帰る用のお土産に何を買って帰ったと思います?

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円安の日本で、パックンのパパがお土産で買ったものとは?