ヒロミ
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 朝の情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)が来年3月をもって終了することが決定しているが、後継番組のMCにタレントのヒロミ(57)の名前が浮上している。「NEWSポストセブン」(11月30日配信)は、MCとしてすでに内定しているとの業界関係者の話を紹介。さまざまな番組での実績に加え、最近は主婦層にも人気があるため適任で、来年4月以降のスケジュールがすでに押さえられているというのだ。

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 ヒロミといえば1980年代後半にお笑いトリオ「B21スペシャル」のリーダーとして人気を博し、1990年代から2000年代にかけて毒舌キャラで大活躍。しかし、その後10年間はテレビから離れていた時期があった。14年頃からテレビ復帰したが、その際に出演した「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日系)で、テレビから姿を消した経緯を告白していた。

 絶頂期に週10本のレギュラーを抱え、天狗状態だったというヒロミ。さらに、後輩タレントやスタッフにふざけて「腹パンチ」をするなど、自覚のないパワハラを繰り返していたという。そうした悪態に視聴者からも批判が集まるようになり、レギュラー番組の全てを失うことに。一方、その後は心機一転してトレーニングジムの経営に専念し、経営者として過ごす中、優しさやいたわりの心を持つようになったという。

「50歳をすぎてから、ここまで人気を維持しているのは休業を経て丸くなったからというだけではないでしょう。復帰後に引っ張りだこになった要因のひとつは、趣味であるDIY系の企画で高い技術をみせているから。最近でも『有吉ゼミ』の企画で、広さ2000坪の敷地を開拓しキャンプ場の設営に取り組むほどの腕前です。10月には、自らも作業を手伝いながら2~3カ月かけて別荘の倉庫をリフォームしたことを自身のYouTubeチャンネルで報告。金づちを片手に手慣れた様子で大工さんとともに床や天井を作っていました。今の若い視聴者には、過去の生意気なイメージよりも、頼れるオジサンという印象が強いでしょう。言葉遣いはあまり変わっていませんが、キャリアや年齢的にも呼び捨てやタメ口に違和感がなくなったところも大きいでしょうね」(テレビ情報誌の編集者)

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