きょう(5日)は冬型の気圧配置が強まります。日本列島は冷たい空気に覆われ、日中の気温はあまり上がりません。きょうは二十四節気の「小寒」です。いわゆる「寒の入り」で暦通りの寒さになる所が多いでしょう。

天気予報
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日本海側は局地的な大雪や吹雪に注意

◆各地の天気◆ きょう(5日)は冬型の気圧配置が強まります。北海道は日本海側やオホーツク海側で雪が降るでしょう。東北の日本海側と新潟は雪やふぶきとなる見込みです。雷を伴って降り方が強まる所もあり、局地的な大雪の恐れもあります。交通障害に注意して下さい。北陸三県は雲に覆われ、雨や雪が降ったり止んだりでしょう。近畿北部や山陰地方も雲が多く、夕方にかけて所々で雨や雪が降る見込みです。九州北部は雲が多くなりそうです。一方、太平洋側の各地はすっきりと晴れる所が多いですが、北海道や東北には雪雲が流れ込み、所々で雪が舞いそうです。また、太平洋側の各地は空気がカラカラに乾燥するでしょう。北日本と東日本は北風が強まりますので、お出かけの際は火の元に十分にご注意下さい。

暦通り「寒の入り」らしい寒さ

◆各地の最高気温◆ きょう(5日)は、日本列島には寒気が流れ込むため、暦通りの寒さになるでしょう。日中の最高気温はきのう(4日)より4度前後低くなり、北海道や東北北部は厳しい寒さになりそうです。旭川は氷点下5度、札幌は氷点下3度、青森や秋田は2度の予想です。東北南部から四国や中国地方は、平年並みで「寒の入り」らしい寒さになるでしょう。仙台5度、金沢7度、東京や名古屋・大阪10度、広島11度、高知13度の予想です。また、北海道や本州付近は冷たい季節風がやや強く吹く見込みです。風速1メートルにつき、体感温度は1度低いといわれていますので、この数字よりも寒く感じられそうです。防寒対策は万全にお出かけください。一方、福岡13度、鹿児島17度、那覇24度と、九州から沖縄は寒気の影響は小さく、3月から4月並みの陽気が続く見込みです。