カンニング竹山さん(撮影/今村拓馬)
カンニング竹山さん(撮影/今村拓馬)
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「ハッピーなことがなかったな」と2022年を振り返るお笑い芸人のカンニング竹山さん。来年は52歳で亡くなった父親と同じ年齢になるそうで、この歳になって思うこととは?

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 2022年は、振り返ると嫌な一年だったなって。個人的なブームとしては、北京五輪から始まって、カーリングのプチブームはあったな。NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』も盛り上がった。カーリングの試合が始まるのを待っているときに、たまたま大河を見たらメチャメチャ面白いじゃないかという声が自分の周りにもあった。それで大河にハマったという。

 そんなところから振り返ってみると、あまりハッピーなことがたくさんあった年ではなかったなという気がする。日本だけに目を向けてみると、景気が回復したわけでもなく、コロナは収まっていないし。夏には安倍元首相が銃撃されるという事件も起き、そこから政治の世界では旧統一教会の問題が巻き起こり、いま岸田政権もガタガタで、プラスの方に動いたところがなかった感じがしますよね。

 岸田政権の話が出たけど、最近、総理大臣が変わるとドキドキするんですよね。就任していつごろから叩かれ始めるんだろうってドキドキしてしまう。菅さんのときも期待が大きかったせいか、結構やることやっているのに叩かれていた。そして、岸田さんになったときもどんどん叩き出すから「一体どうやったら叩かれないんだろう?」と思う。

 今年の振り返りに話を戻すと、ハッピーなことってサッカーワールドカップカタール大会しかなかったのか!? と思ってしまう。年末になると、「今年一年はどうでしたか?」と聞かれることも多いけど、2022年はあまりハッピーなことがなかったのかなとすごく思います。サッカーワールドカップは、日本が予選リーグを突破して、強豪に勝てましたから楽しい記憶ではあるけど。あと、ハッピーなことって……スポーツでいうと北京五輪で何か盛り上がりましたっけ!? 

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