夕食後の片づけが終わったらクエン酸水でシンクの掃除。これを習慣にするといい
夕食後の片づけが終わったらクエン酸水でシンクの掃除。これを習慣にするといい
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 今年も1年、よく頑張った。仕事は終わってやっと休み!という開放感に水を差すようで恐縮だが、大掃除は済ませただろうか。

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 済ませたという人は、ここから先は読む必要なし。でも、まだだというあなたには、『もっと簡単に、ずーっとキレイ! ラクして続く、家事テク』から、「ここさえキレイにすれば、キッチンと洗面所がピカピカ(に見える)」という3カ所の掃除法を紹介したい。

【キッチン編その1】

 キッチンで多くの面積を占めるものと言えば、シンク。汚れているとシルバーがくすんで、実際以上に汚く見えてしまう。逆に、シンク周りが輝いていればそれだけで、キッチン全体もキレイに見えるから不思議だ。

 シンクにつく3大汚れは「食べカス」「水アカ」「油汚れ」なので、まずはそれぞれに適した洗剤を用意したい。「クエン酸水」「食器用洗剤」「重曹」だ。

 最初に試してほしいのは、クエン酸水。クエン酸は酸性なので、カルシウムなどを溶かし、アルカリ性の汚れを中和して取り除く働きがある。これが、水アカに効く。スプレーボトルに、市販の掃除用クエン酸10グラムに対し、水500ミリリットルの割合で入れて溶かしておく。注意してほしいのは、クエン酸水は保存できないのでその日に使う分だけを作ることと、他の洗剤と併用しないこと。シンク掃除の基本は、このクエン酸水を吹きかけてスポンジでこするだけでいい。油汚れが多いときは、食器用洗剤でしっかり洗う。

 カリカリの水アカがこびりついた蛇口の根本には、クエン酸水をしみ込ませたキッチンペーパーをパックのように貼り付けておくといい。しばらく置くと水アカが浮いてくるので、古い歯ブラシでこすり洗いしよう。最後に水気をよくふき取ることも話ずれずに。

 ぬるぬるしがちな排水溝には、弱アルカリ性の重曹をふりかけてから、弱酸性のクエン酸水を吹きかけて炭酸の泡を発生させる。これで、汚れを落とすだけではなく、消臭もできる。

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洗面所には光っているべき場所がある