例えばあるお金持ちは、待ちあわせ時刻を7時ちょうどにするのではなく、7時5分、または6時50分など、あえてハンパな時間にするのだそう。なぜなら、その方が数字の記憶が残るから。数字を意識づけるちょっとした工夫です。ゲーム感覚で試してみてください。
■その3 腕時計は必ずつける
お金持ちを見ていて感じるのは、「目標の刻み方がうまい」ということです。まず、時間をとても大切にします。約束をすると必ずメモを取ります。腕時計をしていない人は、ほぼいません。つまり時間管理が徹底しているのです。それは、「ここまでに、こうしよう」と、現実的な予定を立て、欲望や目標に対してしっかりと時間配分しているから。
「いつまでに何をする」と細かく刻んで着実にかなえていくのです。それはメモを取った瞬間から始まっています。
■その4 カレンダーを年々大きくする
僕がやっていて、本当に収入が増えたのが、「カレンダーを年々大きくしていく」という方法です。最初は小さめのカレンダーにして、年収が少しでも増えたら徐々に大きくしていく。
これは「時が大事、数字が大事」ということを意識づける方法で、これがわかるとお金持ちに近づけます。時間とは命のこと。お金持ちが時間をムダにしないのは、命をムダにしたくないから。
限りある時間から目をそらさず、先を見据えながらチャレンジし続けている。それがお金持ちなのです。