私は色は何があってもゴールドです。結婚指輪は二人ともゴールドの指輪にしましたが、ファミリーリングは「色は違うけど、同じもの」というのもいいなと思いました。なので、ryucehllはシルバーが好きなので、プラチナを選んだんです。
ゴールドにこだわるのは、私がアメリカの80年代とか90年代前半のファッションが好きだからです。私がなりたいと思う80年代のイメージは、ゴールドアクセサリーなんです。この年代の雰囲気が好きなんですよね、洋服のシルエットとか、ヘアスタイルとか。私は95年生まれですが、この時代に10代を過ごしたかったなと思うほどです。
指輪をどこの指につけるかは、悩みました。右手の薬指は「恋人」とか意味がありますが、ほかの指はよく知らなかったので、調べたんですよ。どこかの指に「家族」といった意味があればよかったんですが、ないんですよね。仕事運UPとか、チャンスが来るとかあるんですが、ピンとくるのがなくて、最終的には「どこでもいいやん!」となりました(笑)
それで右手は指輪をつけていたらうっとうしいし、ピンキーリング(小指にする指輪)は嫌いで、人差し指にしたらやっぱり邪魔なので、左手の中指になりました。つけていて不快ではない場所にした感じですね。
私は手にこのリングを一つつけていますが、ryuchellはほかのアクセサリーと一緒につけています。ryuchellもこのリングを見たときに「かわいいー!」と気に入った様子でした。
息子にもしっかりと「『家族だよ』という指輪をつくるから一緒に来てね」と説明してお店へつくりにいったので、ファミリーリングを理解しています。
リングをつけていると身が引き締まる感じがあります。「ないとちゃんと意識できないのか」と言われると、そんなことないですが、あったほうがいいですね。つくってよかったです。
(構成/AERA dot.編集部・吉崎洋夫)