日本気象協会は第8回桜の開花・満開予想を発表しました。東北や北海道では平年より早くお花見を楽しめるでしょう。かなり早まる所もありますので、計画は早めに立てた方がよさそうです。

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4月下旬に津軽海峡を渡る

4月に入り、桜前線は東北南部を北上中です。
3日は福島で満開(観測史上2番目の早さ)。6日は仙台でも満開となるなど、東北南部はすでに見頃を迎えている所があります。
また、長野県の各地でも続々と開花を迎え、桜のシーズンも後半に入っています。
この先、全国的に気温は高い見込みで、来週にかけて東北北部と長野県の標高の高いエリアでも開花するでしょう。
4月中旬は北日本、東日本で平年より気温が高くなる見込みです。下旬になると、おおむね平年並みとなりますが、5月上旬には再び平年を上回るような暖かさが戻るでしょう
桜前線は4月下旬に津軽海峡を渡り、ゴールデンウィークには札幌、旭川、帯広、室蘭でお花見を楽しむことができそうです。

関東、北陸より西は花散らしの雨や風に

3日から4日にかけて低気圧が本州の南の海上を通過し、本州を中心に広い範囲で雨が降りました。3月末から4月のはじめに満開になった関東北部や北陸地方までの桜は、この雨では散らなかったものの、7日は全国的に再び天気が崩れる見込みで、花散らしの雨、花吹雪となってしまいそうです。