寒気が居座り、寒さが続いていますが、この先は、関東から西では暖かな日が増えていきそうです。春の到来を感じられるでしょう。ただ、暖かくなったからといって、油断せず。まだ寒さの戻る日もあります。

予想最高気温が平年と比べてどれくらい高い?低い?(全国)
予想最高気温が平年と比べてどれくらい高い?低い?(全国)

寒気居座り、寒さ続いた

2月も終盤ですが、日本列島には寒気が居座り、26日(金)も寒さが続きました。
朝は全国のアメダスの8割近くで、氷点下の気温に。
広島や松山も冬日(最低気温が0度未満)でした。
最高気温も平年を下回った所が多く、札幌は3連続の真冬日(最高気温が0度未満)、大阪は5日連続で10度に届きませんでした。

この先は暖かな日が増える

この先は関東から西では暖かな日が増えてくるでしょう。
上のグラフは、全国のアメダス地点で予想される最高気温が、平年と比べてどれくらい高いか低いかを表したものです。
この土日は、平年並み(緑色)の所が多いですが、西日本を中心に平年を上回る暖かさ(ピンク色)の所もでてきそうです。
27日(土)の大阪の最高気温は13度と3月中旬並みになるでしょう。
28日(日)は東京でも最高気温が3月中旬並みの14度まで上がりそうです。
でも、このまま、どんどん暖かくなる訳ではありません。
29日(月)から3月1日(火)にかけては、一時的に西まわりで寒気が入り、九州から関東も寒さが戻るでしょう。
29日(月)は大阪で、3月1日(火)は東京で9度までしか上がらず、再び10度に届かない予想です。
3月2日(水)以降になると、平年を上回る地点(ピンクや赤)がグッと多くなりそうです。
春本番の暖かさが到来するでしょう。
九州から関東では、最高気温が15度前後まで上がり、日中は春のコートで外出できるでしょう。
北日本でも寒さが和らいできます。
東北南部でも所々で10度以上、東北北部も5度を上回る所が多くなる見込みです。
北海道はプラスの気温の所が多くなり、札幌もようやく真冬日から解放されるでしょう。
季節は行きつ、戻りつですが、来週の後半は春本番の暖かさの所が多くなりそうです。