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素直とは、「素」に「直る」です。人間の「素」の姿に直ること。では、「人間の素」とは何か、わかりますか?
「素(す)」とは、ありのままということ。「素(そ)」は、染めてない絹、白絹を示すともあり、素材、生地そのもの。
そこに「直」がつくので、人間そのものに直る、という意味になります。人間そのものとは何か、「素」に戻る考えてみてください。
人間は、他人とかかわりながら生きていく生き物です。そのことを思い出せば、「怒り、不満」といった感情をなくして、まっさらな素地の状態で相手を受け入れることが、人間そのものの素直な姿ではないかと思います。
「怒り、不満」は、もともとの「素」にはなかったはず。それらを取っ払って、何にも染まっていない状態で、相手をそのまま認めるのです。違う
価値観なら“違う価値観”として。
もしも怒りが湧いたなら、怒りをぶつけるのではなく、誰が悪いなどとジャッジするのではなく、「怒る自分を教えてくれて、ありがとう」と思えるはずです。怒る自分を知ったら、「怒り」を手放して、また「素」に戻ればいいのです。
怒るということは、何かに執着しているんです。執着して我が硬くなり歪んでいる状態です。そういう人はそういう人と縁ができていきます。
「素直」になって、すぐに「素」に戻っていけば、同じように「素直」な人との縁ができていきます。