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そこで、夫の変化を善意で受け止め、素直に感謝できる妻だったからこそ、二人の仲が戻ったとも言えるでしょう。
離婚を考えていたときの二人は、「自分は正しい。相手が悪い」という思いにとらわれていた。
悪意からとはいえ、自分が「変わる」ことで、相手も「変わった」。
縁は一人でつくるものではないんです。誰かとの反応によってできるのが縁です。
ですから、どちらかが「変わる」ことで、縁のかたちも「変わる」のかもしれません。
自分が発する光の色が変われば、相手の反応も変わってくる。行き詰まったら、自分の輝き方をちょっと変えてみるといいのかもしれません。
■あなたが素直になれば相手も変わる
自分が発する光の色が変われば、相手の反応も変わってくる。
前述の「夫の変化で妻も変わった」という話では、夫婦がお互いの変化を素直に受け入れたから、再び通じ合えるという化学反応が起きました。
2人の中にあった「自分は正しい」という頑なな思いが消えたから、相手の思いが素直に染み込んだ。素直な人は、相手から優しい光を受けたら、素直に自分の中に浸透させ、それと同じように優しい反応を返します。素直さがあれば、自分を変えられるので、縁のかたちも変わっていくのです。
考えてみれば私たちには、自分の「素」に見合った相手が寄ってきて、そこで縁ができていきます。
つまり、縁はもうすでにできています。いまある縁が、あなたの「素」が引き寄せた縁なのです。いま縁のある人の「素」と、あなたの「素」は同じような質だということです。
素直に生きた方がいいと言うと、「怒り、不満」の感情を我慢せずにそのまま出すことだと勘違いする人がいますが、それは素直ではありません。
人間に湧き出るすべての感情をそのまま出すのは、子どもです。僕は、大人がそれをしていたら、みっともない生き方だと思います。