18日は残暑が戻り、東京はまた真夏日。19日以降も甲子園のある兵庫県西宮市など蒸し暑い所が多そう。一方、2つの台風が北上中。沖縄や小笠原だけでなく本州も油断禁物。

台風 5日間予報 18日9時
台風 5日間予報 18日9時

蒸し暑さ いつまで?

18日は、晴れ間のでた所が多く、暑さが戻ってきました。東京の気温は、午前10時前に30度を超えて、また「真夏日」になりました。平年ですと、東京の最高気温が30度に届かなくなるのは、9月になってから。今年も、まだまだ残暑が続きそうです。
特に、この後は湿度も高く、蒸し暑さが続くのがポイント。最新の10間予報で、気温が30度以上の日を赤枠で囲みました。
東京は、この先もスッキリ晴れる日が少なく、曇りマークが目立ちます。雲が多いということは、湿度が高いということなので、週末にかけても、しばらくは蒸し暑さが続きそうです。
蒸し暑いのは、東京だけではありません。「全国高校野球選手権大会」で、高校球児たちが熱い戦いを繰り広げている甲子園も、万全な暑さ対策が必要です。阪神甲子園ある兵庫県西宮市のお隣、神戸市の10日間予報を見てみますと、こちらも、明日19日以降は雲が広がりやすく、日差しが増えるのは、週末になりそうです。準決勝が予定されている19日水曜日や決勝が予定されている20日木曜日は、蒸し暑さが、かなり体に堪えそう。グラウンドで活躍する皆さんはもちろん、スタンドの応援団や観客の皆さんも、熱中症には、くれぐれもご注意下さい。

ダブル台風の最新情報 15号と16号の影響を詳しく

一方、この先は、台風の動きにも目が離せません。
日本の南には、2つの台風が北上しています。15日3時に同時に発生した台風15号と16号で、どちらも週末以降は、日本に影響を及ぼす恐れがあります。
下記の雲画像を見ても、目がクッキリしていて、発達しているのが、良く分かります。

それぞれ、台風の見通しを、詳しく見てみましょう。
18日12時現在は、どちらの台風も「非常に強い」勢力です。
西側の15号は、しばらく西よりに進む予想で、22日土曜日頃から沖縄へ影響を及ぼす恐れがあります。沖縄に近づく22日頃には、進行速度が「ゆっくり」になるため、沖縄では荒れた天気が長引く心配があります。週末は、進路を北よりに変える予想で、23日もまだ、沖縄の南に予想されています。沖縄は台風の中心が遠ざかっても、まだ影響が残りそうです。
一方、東側の16号は、15号よりも発達して、この後「猛烈な台風」になって、小笠原へ近づく予想です。
【台風 豆知識】
台風の強さの階級は3つ。強い方から、「猛烈な」「非常に強い」「強い」というランクです。
つまり台風16号は、この後、最強クラスの台風になると予想されているのです。そして、21日頃には「猛烈な台風」のまま、小笠原近海へ進む予想です。このため小笠原諸島では、22日頃から台風の影響を受ける恐れがあります。台風への備えは、早めに行って下さい。

台風 本州への影響は?

【台風 豆知識】
実は、台風は、自分で進行方向を決めることができません。高気圧の縁に沿って進んだり、上空の風によって進みます。
この台風16号も、太平洋高気圧の動き次第で、まだ進路が変わる可能性があります。5日後の予報円も、まだ大きいので、油断はできません。
関東など本州でも、台風の影響で、週末は波が高くなりそうです。最新の台風情報に、十分ご注意下さい。