非常に強い台風13号は、勢力を維持したまま先島諸島に接近中。沖縄地方は6日木曜から風が強まり、海は大しけとなる見込み。早めの台風対策を。一方、東北~九州は、6日も強い日差しがジリジリと照りつけ、厳しい暑さが続きそうです。
この記事の写真をすべて見る非常に強い台風13号 7日に先島諸島に最も接近
非常に強い台風13号は、やや勢力を落としたものの、引き続き明瞭な眼が見られます(下の画像)。今後は、勢力を維持したまま西よりに進む予想。7日金曜には先島諸島に接近するおそれがあります。沖縄地方では、6日木曜から影響が出る見込みです。
<強風>
6日、沖縄本島や大東島地方では東の風、先島諸島では北東の風が強く吹く見込み。風に向かって歩けなくなり、転倒する人も出るような風に注意が必要です。飛ばされやすいものは、早めに屋内に片づけておきましょう。
<高波>
すでに沖縄地方の沿岸は波が高くなっています。沖縄本島地方と先島諸島では、6日夜には大しけとなるでしょう。うねりを伴った高波に警戒してください。
<雷・突風・急な雨>
台風が最も接近するのは7日の予想ですが、その前から発達した積乱雲が近づくおそれ。落雷や突風、急な強い雨に注意しましょう。
東北から九州 猛烈な暑さが続く
東北から九州の最高気温は、6日も広く35度前後の予想。山沿いを中心ににわか雨や雷雨はありますが、気温を大きく下げることはなさそうです。体にこたえる暑さとなりますので、引き続き熱中症に警戒を。
一方、北海道は前線が通過するため、午前中を中心に雨。気温は5日ほどは上がらず、厳しい暑さはおさまるでしょう。