29日水曜は広く晴れマーク。強い日差しが照りつける所が多いでしょう。湿気が多く、ムシムシして、肌にまとわりつくような不快な暑さとなりそう。お出かけは、風通しの良い服装で。
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28日は大気の状態が不安定で、あちらこちらに雨雲が発生しました。非常に激しく降った所もあり、埼玉県秩父市の秩父や岩手県久慈市の久慈、青森県黒石市で、1時間雨量が7月としては最も多くなりました。
29日は、雨は北海道~関東甲信の山沿いが中心となる見込み。晴れ間の広がる所が多く、強い日差しが照りつけるでしょう。さらに、太平洋高気圧から暖かく湿った空気が流れ込み、ムシムシ感が続きそう。東京都心のピンポイント天気(下の図)を見ると、日中も湿度が60%くらいまでしか下がりません。日差しにムシムシ感が加わって、肌にまとわりつくような不快な暑さになりそうです。
湿度が高いと、汗が蒸発せず、熱がこもったままの状態になります。その結果、熱中症にかかりやすくなるのです。速乾性のある素材や風通しの良い服装を心がけましょう。
暑さはしばらく続く 中国地方でも
この暑さはしばらく続きそう。東北・関東甲信・東海には、27日に気象庁から「異常天候早期警戒情報」が発表されました。(詳しくは望月予報士の記事「関東や東北 8月のスタートはまた猛暑」をご覧ください)
28日には、中国地方にも「高温に関する気象情報」が発表されています。鳥取の10日間予報(下の図)によると、31日金曜から来月4日火曜にかけて、最高気温が35度の猛暑日が続く予想。下のリンク「熱中症情報」なども参考にして、対策を心がけましょう。また、暑さが厳しいと海や川の冷たい水が恋しくなりますが、水の事故にも十分気をつけてください。