週末にかけて雨の範囲は東北まで広がるでしょう。暖かく湿った空気が流れ込み、非常に激しい雨の降る所もある見込みです。各地の雨のピークをまとめました。

西日本は大雨の恐れ

今日も梅雨前線の影響で、九州は南部を中心に雨が降っています。
鹿児島市では6月1日から24日までの総雨量が月間降水量観測史上1位の値を更新しましたが、今日も断続的に雨が降り、さらに雨量が増えています。
また、鹿児島県の三島村は今日の10時半までの1時間に約90ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、50年に一度の記録的な大雨になりました。
週末にかけて梅雨前線が本州付近に延びるでしょう。
西日本では九州だけでなく、所々に活発な雨雲がかかり、激しい雨の降る所もある見込みです。
雨量が多くなり、大雨の恐れがあります。
雨の範囲は次第に東へ広がり、東北にかけて広く雨が降るでしょう。
梅雨入りの遅れている東北も南部を中心にまとまった雨となりそうです。

各地の雨のピーク

【九州】
明日(26日)は広い範囲で雨が降り、滝のような非常に激しい雨の降る所もあるでしょう。
今年一番の大雨となる恐れがあります。
27日(土)の午前中にかけても雨が降り、さらに雨量が増えるでしょう。
これまでの雨で、土壌には水分が多く含まれているうえに、大雨となる恐れがありますので、土砂災害に警戒して下さい。
【中国・四国】
明日(26日)は広く雨が降り、バケツをひっくり返したような激しい雨の降る所があるでしょう。
雨量が多くなる恐れがあります。
27日(土)は雨のピークは越えますが、午前中を中心に雨が続くでしょう。
【近畿・東海】
明日(26日)から27日(土)の昼ごろまで雨が降るでしょう。
雨のピークは明日の夜から27日の朝にかけてで、所々で雨脚が強まりそうです。
【関東】
明日(26日)は夕方以降、南部から雨が降りだすでしょう。
夜は北部も含めて広く雨が降りそうです。
27日(土)は午前中を中心に雨で、本降りの雨の所もあるでしょう。
28日(日)は午前中は止み間がありますが、午後は再び雨が降る見込みです。
【北陸】
明日(26日)は昼ごろから雨が降りだすでしょう。
27日(土)も雨が降り、所々で雨脚が強まる見込みです。
28日(日)も雨が降り、まとまった雨量となる所もあるでしょう。
【東北】
明日(26日)は日中は晴れ間がでるでしょう。
27日(土)から28日(日)にかけては広く雨が降る見込みです。
宮城県や福島県を中心にまとまった雨となりそうです。