北海道で昨夜、皆既月食がみられました。例年よりも雪の少ない石狩・空知地方では雪解けが進み、北に向かう渡り鳥がぞくぞくと集まっています。
この記事の写真をすべて見るシベリアへ帰る鳥たちの最後の休息
北海道の石狩平野では、ハクチョウやガン、カモ、カモメなどが、シベリア・カムチャツカ方面へ向かうエネルギーを補給するため、しばらく滞在します。
JWA齊藤勝也気象予報士によると、マガンの中継地で有名な宮島沼は4月4日水面の氷雪が消えたため(沼開け)、水鳥の飛来が急増しているそうです。
水鳥が北へ帰る準備を始めていますが、週明けには冷たい空気が入って、寒の戻りとなります。
週明けは寒の戻りに
7日(火)頃になると、渡り鳥たちのふるさとから冷たい空気が流れ込んで、札幌は雪が舞う予想です。
一日遅れて、8日(水)は関東や東海などにも寒気が入り、日中も気温は10℃に届くかどうか、真冬のような寒さになるでしょう。
特に、東京では6日(月)の予想最高気温が24℃と汗ばむ陽気から一転、冬のコートが必要な寒さに。
体にかなりの負担となりそうです。
年度がかわって忙しい時期、体調を崩さないように気をつけたいですね。