子どもたちと一緒に「これはどうやって動いているんだろう」と疑問を持ったり、「もっと面白いものできないかな?」と考えてみたり、「おお~! 君すごいね!」と驚いたりして、先生が率先して楽しみ、子どもたちの興味・関心を育てることだ。
文部科学省のICT活用教育アドバイザーも務め、ICT機器の導入・活用やプログラミング教育のエバンジェリストとして全国を飛び回る平井聡一郎先生と、時折、研修会でご一緒する。
平井先生の講演では、「つべこべ言わずやってみろ」というキャッチコピーを大写しにしたスライドで締めることがある。
やや挑発的なコピーではあるが、2年前、この研修会が始まった当初では必要な決まり文句であった。平井先生とは「このフレーズが、必要なくなる時が導入時期ですね」と語っていたが、必修化1カ月前の今でも、まだまだ十分に刺さる言葉ではないだろうか。
再度、言いたい。「先生が楽しめば、子どもに伝わる。先生か楽しめば、まだ間に合います」と。