申し込んでいるのにちっとも当たらない……とすでにあきらめモードのあなた。東京五輪・パラリンピックのチケット購入はこれからが本番です。AERA2020年2月24日号では、チケット入手のコツを紹介する。
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開幕まで5カ月あまりとなった東京五輪・パラリンピック。観戦チケットを手に入れたいがこれまでの抽選販売で外れ、もうあきらめモードという人もいるのでは。だが、世界最大のスポーツイベントを生で観戦するチャンスはまだまだある。
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は2月12日、観戦チケットの今後の販売方法について発表した。残る購入の方法は四つ。大きく窓口販売とウェブ販売がある。
まずは1回目の窓口販売だ。場所は東京・有楽町のチケットセンターのみ。購入には整理券が必要で、はがきで抽選に申し込み、整理券が当たった人だけが購入できる。当選者は五輪約5千人、パラ約3千人。2月20日から受け付けが始まる。
はがきに(1)申し込む大会(五輪かパラ)(2)名前(3)住所(4)電話番号(5)西暦で生年月日を記入し、「〒119‐0152 東京2020大会観戦チケット整理券事務局」に郵送する。整理券が届けば、指定の日時に窓口で4枚(開閉会式は2枚)まで購入できる。
申し込みは五輪、パラそれぞれ1人はがき1通のみ。五輪は2月20日から3月12日必着、パラは3月13日から4月5日必着だ。窓口販売は5月中旬以降にも再度行われる予定だ。
さらに、ウェブでの販売も再度行われる。今度は抽選ではなく、先着順の販売という。そしてもう一つ、チケットを譲渡したい人が公式サイトで購入希望者に再販できる「公式リセールサービス」が予定されている。五輪チケットは5月下旬以降の見通しで、パラは調整中だ。
チケットを手に入れるコツは選り好みしないこと。これまでのウェブ抽選は高倍率だったが申し込みに偏りがあり、まだ手に入る競技もたくさんある。五輪の人気競技でも、サッカーやバスケットボール、ソフトボールなどは収容人数が多く予選の試合数も多いことなどから、まだまだ入手可能だ。さらに各会場の詳細な計画が決まって新たに販売座席が出てきたり、海外販売分が戻されたりするので、タイミングが良ければお宝チケットも見つかる可能性がある。