1月22日、Snow Manがメジャーデビューする。グループ結成から8年、長く経験したジャニーズJr.時代には、苦労も転機もあった。だからこそ、今があるという。Snow Manが目指すデビューのその先とは?
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デビュー曲「D.D.」のミュージックビデオでは、9人ぴったり息の合ったダンスとアクロバットを披露している。
岩本照(以下、岩本):チームワークはとてもいいと思います。一緒にいる時間も増えて、挑戦させてもらえる機会も増えてきた。本気で何かを作り上げたいという気持ちが、同じくらい強いんです。
佐久間大介(以下、佐久間):年齢や外見は関係なくて、志とパッションのレベルが同じなんだよね。
向井康二(以下、向井):仲のよさは自然に出てくるもの。それを説明するって、なぜ地球に人間がいるのかを証明するくらい難しいですよ。
目黒蓮(以下、目黒):めちゃめちゃカッコつけてる(笑)。
グループの活動は2012年から。19年1月、向井と目黒、ラウールの3人が加入して現在の9人体制になった。
向井:最初に聞いたときは、「え、おれでいいの?」って。
目黒:もともとのファンの皆さんに、どうやったら認めてもらえるか、すごく考えました。結局、必死にやっている姿を見てもらうしかないなって。
ラウール:最初は環境の変化についていくので精一杯だったけど、覚悟も必要で。自分の努力にみんなの人生もかかっているから、責任感は芽生えました。
深澤辰哉(以下、深澤):僕らも最初は確かに戸惑いはあったんです。
岩本:でも、9人全員でステージに立った「滝沢歌舞伎ZERO」(19年)の瞬間に、気持ちが合った。
深澤:あの瞬間、「イケる!」と全員が思ったと思う。
阿部亮平(以下、阿部):運命だったよね。
佐久間:合わせようと意識したこともあったけど、ステージの上では対等だと思えたから、いまの形になれたんだと思います。
向井:僕ら9人は、実はパズルだったんじゃないかな。バラバラのピースが揃って完成した。
阿部:3人とも元いた場所があって、人生を変える大きな決断をしてくれたから、9人の歴史が始まったんです。パフォーマンス面でも9人だとすごく広がります。トークでのボケの幅も、その回収もね(笑)。
グループのために心がけていることはあるのだろうか。