二宮さんは俳優としてのキャリアも積み重ねてきた。16年には、山田洋次監督の映画「母と暮せば」で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞している。ファンに向けた報告文でも、「決断が後に良かったと言ってもらえるように頑張る」と、活動により力を入れる決意を明かしている。
山田さんは、特に、同じ事務所の先輩で俳優としても活躍する木村さんの影響を指摘する。
「今の二宮さんは、人気絶頂のときに結婚した木村さんと境遇が似ています。昨年公開した映画『検察側の罪人』で共演したときに、二宮さんが自宅を訪ねて相談したという話もあります」
木村さんは、13日朝、中国版ツイッター微博(Weibo)に中国語でこう投稿した。
<おめでとう!おめでとう!おめでとう!幸せを祈っています 祝和也 拓哉>
アシストするように、嵐のメンバーもコメントを出した。
櫻井翔さん(37)は、
<中学生の頃に出会った幼馴染みの一人としては、幸せになってほしいと願うばかりです>
相葉雅紀さん(36)は、
<親友の選んだ道です。二宮和也に幸あれ!!!!!>
嵐のメンバーとしてというより、「幼馴染み」「親友」としての祝福だ。
先述の14日の札幌ライブで、二宮さんが自身の結婚に触れることはなかった。だが、最後の挨拶ではファンにこんな趣旨のメッセージを送ったという。
──なんか今日は優しさを感じました。私は変わらず、ずっとここに居続けます。
(編集部・福井しほ)
※AERA 2019年11月25日号