10代のころからモデルとして注目を浴びてきた、オシャレ番長RIKACOさん。ドラマやバラエティのほか、50歳で始めたYouTubeチャンネル「RIKACO LIFE」の登録18.8万人、インスタグラムフォロワー31.1万人と、新たな発信でファンを集めている。自身が立ち上げたライフスタイルブランドも話題。【前編】に続き【後編】では、子育て卒業からの「第二の人生」でも、なおパワフルに活動するRIKACOさんに、自分らしい歳の重ね方について聞いた。
<<前編:RIKACO「2人の息子は人生の一番のギフト」 涙があふれた「子育て卒業」の瞬間を語る>>より続く
* * *
――子育て後の「第二の人生」は、自身で生きがいを見出す必要があると思います。不安や焦りは感じませんでしたか。
それまで子ども優先でしたから、ここからは本当に自分のためにやりたいことをたくさんやらなきゃいけないと切り替えたんです。セルフマネジメントの時代ですから、好きなことにたくさん時間を使って仕事に繋げていきたかったんです。実際、オーガニックアドバイザーなどの資格をいっぱいとりました。
やっぱり、その後の人生を充実させるには準備は必要だと思います。ただ、それをプレッシャーに感じる必要はなくて、好きなことをはっきりとさせて、目標を持って自分を育てていく。そうしたら、また新しい何かに出合えるはずです。自分らしく過ごすには、好きなことをたくさん見つける、これに尽きると思います。
――新しいブランドを立ち上げられたのですよね。
自分が経験したことをシェアしたいという思いから、2020年にライフスタイルを提案するブランド「LOVE GIVES LOVE」を立ち上げました。自然環境に配慮したオーガニック商品をプロデュースしたり、スタジオでヨガやピラティスのレッスンやワークショップを行ったりしています。やりたいことがたくさんあって体一つでは足りないですが、いろんな人に出会って思いを伝えることで、着々と実現しています。
人生の先輩方を見ていると70歳ぐらいまでは体がいうことをきくようなので、精力的にやりたいことをやっていくつもりです。タレント業とはまた違う、新しい自分を再生している今が、とても楽しいんです。