腸内環境の改善には、食習慣の改善がテッパンとはいえ、一朝一夕で結果が出るものではない。「そんなに気長に待てない」「効果を体感したい」というせっかちな編集部員たちが、手軽に生活に取り入れられるイージーな腸トレ法を、体を張って探してみた。AERA 2019年10月28日号から。
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企画に参加した4人の編集部員は、事前にヘルスケアシステムズの腸内環境検査キット「腸活チェック」を使って検査。その後、それぞれ1週間の“超短期”腸トレに取り組んだ。
「腸内環境を変えるには、2~4週間が一つの目安。悪くなるのはすぐですが、よくなるにはある程度続ける必要があります」
と同社研究開発部部長の石川大仁さんは心配顔だが、結果はいかに。
まず、目覚ましい体重減があったのが、男性部員(46)。朝起きぬけの水を飲むことと、藤田紘一郎医師おすすめの酢キャベツを食べただけで、1週間で110キロから106キロと、4キロも減った。食べた酢キャベツは、1日1回100グラム。家で食事するときに一品加えるだけなので、続けやすかったという。
「一度作ると1週間もつので、手軽に感じました。和にも洋にも合って、漬物やピクルスを食べる感覚でした」(男性部員)
一方、「1日で便が変わった」というのは女性部員(41)。朝起きぬけの水、腸ヨガなどの腸トレに励んだ。腸ヨガにはぜん動運動など腸の動きを整え、老廃物をきっちり排泄できる体作りに効果があるという。
全国にホットヨガスタジオを展開するLAVAでは、これまで度々「腸」をテーマにしたヨガクラスを開催してきた。今回は、LAVAのトップインストラクター・横田佳代子さんに「腸に効くヨガ」を監修してもらった。横田さんがおすすめするのはズバリ、「ネコ・トラ・ワニのポーズを、朝と寝る前に1セットずつ」。
それぞれのポーズには、腸の位置を整えたり、腸の働きを促進したりする効果がある。