ハワイのビーチでは貴重品の置き場に困ることも多い。家族やグループなら、誰か一人は荷物番をするほうが安全だ
ハワイのビーチでは貴重品の置き場に困ることも多い。家族やグループなら、誰か一人は荷物番をするほうが安全だ
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  まもなくやってくるゴールデンウイーク。JTBが4月6日に発表した「2023年ゴールデンウイーク(4月25日~5月5日)の旅行動向」によると、海外旅行者数は前年比400%の20万人にも上るという。人気の行き先は韓国、そしてやっぱりハワイだ。

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 ハワイ旅行を前にワクワクが止まらないあなたにのために、4月20日発売の『ハレ旅 ハワイ』から、日本とは異なる「ハワイの常識」をまとめておきたい。おそらくは、多くの人にとって久々のハワイ。「知ってるよ」という人も、「知らなかった」という人も、せっかくのバカンスで嫌な思いをしないために、おさらいしておいてほしい。

 日本の「当たり前」がハワイで通用しないことは、意外に多い。

 例えば、水着をホテルのベランダに干すという行為。ハワイのホテルでは、「景観を損ねる」という理由で禁止されている。水着の洗濯・乾燥にはコインランドリーを使うか、自分で洗って、浴室にある引き出し式のロープを利用して干すほかない。

 飲酒が可能なのは21歳からで、「20歳」には認められていない。日本人は幼く見えるので、アルコールを注文したら身分証明書(ID)を求められた、という経験がある人も少なくないだろう。ビーチや路上などの公共の場での飲酒も、禁じられている。

 うっかりすると罰金を科されてしまう厳しいルールも多い。

 タバコについては日本よりも制約が多く、2006年に定められた禁煙法により、ホテルのロビーや飲食店、バスのほか、多くの公共施設で禁煙となった。禁煙エリアでタバコを吸った場合、最大100ドル(初回)の罰金となってしまうので注意が必要だ。横断歩道のない車道を横断する“Jaywalk”も罰金の対象。横断歩道を歩きながらスマホやタブレット端末、デジカメ、携帯型ゲーム機などの画面を見ることも、条例で禁止されている。日本の感覚でスマホで地図を見ながら歩いていると、「違反」となって罰金が科されてしまうので、くれぐれも気を付けて。

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日本の感覚でふるまうと逮捕も