沿道には外国人の姿もあった。シンガポールから来たレイチェル・ウィンさん(31)は、羽生の魅力をこう話した。

「恋愛アニメの主役の男の子のように、すごくキュート。演技の時は、闘志丸出しで野性的。このギャップがセクシーすぎて、ぞくぞくする」

 4月20日から約1週間の日程で友達4人と日本観光に来たが、パレードがあると来日後に知り、友達を東京に残して、1人で仙台にやってきたという。

「パレードでは、くまのプーさん人形は投げ込まれないのですね。それも見たかったのに残念。日本のユヅルファンは熱狂的だけど、彼は国境を超えて多くの人を魅了している。世界のユヅルなのです」

(文中一部敬称略)(編集部・山本大輔)

AERA 2018年5月14日号より抜粋

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