西部：投票が権利ではなく義務だというなら、放棄した場合には罰金を設ければいい。世界にはそういう国もある。その場合、行きたくない人が「今朝、下痢したから投票に行けなかった」と言い訳もできるけど、それが何回も続いたらウソだと断定して所得税を高くする。そんなに投票へ行かせたいなら、そうした仕組みをつくってほしい。
村本：そもそも日本人は政治意識が低い。今年2月にフランスへ行ったとき、大統領選候補のルペン氏とマクロン氏の話題が新聞の紙面をにぎわせていました。喫茶店に入ったときに隣の若者に話を振ると、候補者のことをずーっとしゃべってくれるんです。町を歩く夫婦に聞いてみてもやはり同じ。でも、日本の漫才の舞台でトランプ大統領の話をするとみんなポカンとしている。まず説明をしてからでないと受けない。
米プロスポーツ史上最高額での契約でロサンゼルス・ドジャースへ入団。米野球界初となるホームラン50本、50盗塁の「50－50」達成。そしてワールドシリーズ優勝。今季まさに頂点を極めた大谷翔平が次に見据えるものは――。AERAとAERAdot.はAERA増刊「大谷翔平2024完全版 ワールドシリーズ頂点への道」［特別報道記録集］（11月7日発売）やAERA 2024年11月18日号（11月11日発売）で大谷翔平を特集しています。
共和党のトランプ前大統領（78）と民主党のハリス副大統領（60）が激突した米大統領選。現地時間11月5日に投開票が行われ、トランプ氏が勝利宣言した。2024年夏の「確トラ」ムードからハリス氏の登場など、これまでの大統領選の動きを振り返り、今後アメリカはどこへゆくのか、日本、世界はどうなっていくのかを特集します。
暑かった夏が過ぎ、ようやく涼しくなってきました。木々が色づき深まる秋。本を手にしたくなる季節の到来です。AERA11月11日号は、読書好きの著名人がおすすめする「この秋読みたい本」を一挙に紹介するほか、ノーベル文学賞を受賞した韓国のハン・ガンさんら「海を渡る女性作家たち」を追った記事、本のタイトルをめぐる物語まで“読書の秋＃にぴったりな企画が盛りだくさんな１冊です。
AERA編集部
ジェーン・スー
西崎彩智
ゲッターズ飯田
