まだまだ粗削りな部分があって、絶対的な強さにたどり着くにはいろんなことを改善していかなくちゃならないんでしょうけど、ものすごく素質のある有望株の一人だと思います。
まずはすごい飛距離ですね。去年はドライビング・ディスタンスが300.30ヤードで12位でした。そこからガンガン狙っていったとき、カバーできるアプローチ、パットがうまくいくようになってくればいいのかなと。あとは強弱ですかね。ずっと思いっきりじゃなくて、力の入れ方に関して7割、8割、9割、フルスイングっていう4段階ぐらいの分け方ができてくると、すごくいいのかなと思います。
身長が186センチあるから、76キロの体重はまだ5キロぐらい増やしてもいいんじゃないですか? 安定感が出てくるし、パワーももっと出てくるはずですよ。「僕はこれで勝負します」と言えるほど自信のあるものができたら、ワールドクラスのプレーができるようになると思います。
※週刊朝日 2020年2月21日号