別の地元知人はこう話す。
「不動産会社以外にも、何年か前から車のディーラーをしているようでした。外車を置いて作業したり、マンションの入り口に車関係のスッテカーを貼ったりしていた」
宮崎容疑者が経営している不動産会社の取引先の会社経営者はこう話す。
「知り合ったのは3、4年前。不動産を持っていて、その収益とコンサルタントの仕事をしていると言っていた。いつも、ブランドの服で身を固め、おしゃれには気を使っていた。SNSにもあるようにルイ・ヴィトンの服をよく着ていたんじゃないかな。靴もどこのブランドだとか、自慢していた。車のディーラーもしていると話していた。白い外車に乗っていると思ったら、次はBMWと違う車だったり、えらい金持ちなんだと思いました。今日は東京、明日は静岡、終われば大阪と忙しそうでしたよ。けど、どんな仕事をしているのか、あまりわからなかった。感情の起伏が激しくて、ご機嫌な時はいいんですが、ちょっと思い通りにいかないとブチ切れるところがあり、どうしようもない。大阪弁で『こら、わかってんのか、おのれ』と誰かを怒鳴っているのを聞いた時には、震えました。常磐道のあおり運転の容疑者として報じられた、高速道路で帽子をかぶって歩く姿は、まさに宮崎容疑者そのものですよ」
(今西憲之)
※週刊朝日オンライン限定記事