吉本興業側の問題を訴える2人の会見は、いまの経営体制に対する事実上の“クーデター”とも言える。吉本興業はこれまでホームページで情報発信するのみで、会社として正式な会見は開いてこなかった。闇営業の問題を巡っては、週刊誌「FRIDAY」などの報道を受けてから処分を段階的に発表するなど、対応が後手に回っていた。

 吉本興業の岡本昭彦社長はダウンタウンのマネジャーなどを経て、多くの芸人を育てた。吉本興業の複数の関連会社の経営にも関わる実力者だ。今回の2人の爆弾発言にどう釈明するのか、注目される。

(本誌・太田サトル、多田敏男)
※週刊朝日オンライン限定記事

暮らしとモノ班 for promotion
2024年の『このミス』大賞作品は?あの映像化人気シリーズも受賞作品って知ってた?