放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は、男性用スキンケアブランド「PHYTOGRAM」。
【写真】おぐねぇーがプロデュースした「PHYTOGRAM」がこちら
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「20~24歳のメイク経験者は平均週5.1日で口紅やグロスを使用。マスカラも週4.7日の使用頻度」
5月、『日経MJ』で「リクルートライフスタイル」がまとめた15~39歳の男性メイクの意識調査結果を興味深く読んだ。
芸能人の話ではない。一般男性が対象で、全体の約3割が、メイクをする機会として「女友達・彼女と遊ぶとき」「会社に行くとき」「男友達と遊ぶとき」「学校に行くとき」「夜遊びするとき」を挙げていた。
「そうよ。今年はメンズコスメブームが本格的にスタートするの」とは、多くの女性アイドルや女性アーティストから指名を受ける人気ヘアメイクアップアーティスト、「おぐねぇー」こと小椋ケンイチ氏だ。
なんでも、『LOFT』や『東急ハンズ』などの大型店舗で、メンズコスメのコーナーを設けて大きく扱うところもある。『LOFT』ではメンズコスメイベントをインフルエンサーに向けて開催したそうだ。
現在、メンズコスメのコーナーがあるフロアの最前列に出ているのが、件の「おぐねぇー」がプロデュースした『PHYTOGRAM』だ。
タレントやモデルの肌を間近で見て触れてきた小椋氏が、70年の歴史を誇る『メイコー化粧品』とコラボし、「男性の肌ケアを考えた化粧品」を開発。