

原作は実在の人気コラムニスト、ジャネット・ウォールズの自叙伝。長年の監禁からの脱出を描いた「ルーム」で、アカデミー賞主演女優賞を獲得したラーソンが、「ショート・ターム」のクレットン監督と再び組んだ意欲作。
ニューヨークで活躍する人気コラムニストのジャネット(ブリー・ラーソン)は、恋人との婚約も決まり、順風満帆な日々を送っていた。ある日彼女は車道に飛び出してきたホームレスの男と遭遇する。それはなんと彼女の父レックス(ウディ・ハレルソン)だった。ジャネットは回想する。
レックスと妻ローズマリー(ナオミ・ワッツ)は、定職に就かず理想や夢を追い求め、自由気ままに暮らしていた。物理学や天文学を教えてくれる父は、子供たちにとってカリスマ的存在。レックスも限りない愛情を注いでいた。
しかし、仕事がうまくいかないレックスは次第に酒の量が増え、家で暴れるようになっていく。ジャネットもやがて家を飛び出してしまう……。
本作に対する映画評論家らの意見は?(★4つで満点)