学校の施錠や施設内への立ち入りは、厳しくなり、強化されてきた。その中で川崎市で事件が起こった。

「附属池田小学校の事件以降、春になると、通学路、登下校がすごく気になっていたのです。春に入学したばかりの小学1年生、最初は集団で登下校しています。しかし、ゴールデンウィークを過ぎると一人で、登校するようになります。万が一のことがあればと、心配していた。それが現実となってしまった」(有紀さん)

 附属池田小学校の悲劇はまたも繰り返されたと嘆く。
「子供は宝物です。学校だけではなく、社会全体で守っていかなければならないことが、今回の事件で改めて痛感しました」
(今西憲之)

※週刊朝日オンライン限定記事

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