警視庁が今回の警備にも投入したのは「迎撃ドローン」だ。各機動隊に配備し、操作に習熟した隊員が縦3メートル、横2メートルの網をぶら下げた大型ドローンを飛ばし、空中でからめ捕る。そして、網を地上から発射し上空のドローンを捕獲する手法だ。

 さらに、妨害電波を発してドローンを無力化する「ジャミング装置」も配備していた。

「夜間での確認、補足法など抜本的に対策を講じないといけない」(前出・捜査関係者)

 警視庁では飛行物体はドローンとみており、航空法違反容疑も視野に飛ばした人物の特定を急いでいる。

 5月4日に予定される新皇室一般参賀でも、警視庁は数千人規模で周辺を警戒。ドローン対策も徹底する方針だ。(本誌・羽富宏文)

※週刊朝日オンライン限定記事

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