今の時代、世界中から目を向けられている、さまざまな背景のある人々の目にさらされている、という認識が必要だ。

「今回の件は、日清食品が、人種や肌の色について無頓着な私たち日本人と日本企業に代わって、アメリカをはじめとした国際社会から”洗礼”を受けたといえるかもしれません」(西川氏)

 しかし、日清食品のミスを吹き飛ばすように、大坂は26日、全豪オープン決勝でペトラ・クビトバ(チェコ)を7―6、5―7、6―4で下し、見事に優勝。4大大会2連勝を果たした。世界ランキング4位の大坂は、全豪を制したことで世界1位に浮上することが確定した。(本誌 緒方麦)
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