53歳の誕生日を前に会見で質問に答える秋篠宮さまと紀子さま(右) (写真/代表撮影)
53歳の誕生日を前に会見で質問に答える秋篠宮さまと紀子さま(右) (写真/代表撮影)
小室さんと眞子さまは今後どうなるのか (c)朝日新聞社
小室さんと眞子さまは今後どうなるのか (c)朝日新聞社

「多くの人が納得し、喜んでくれる状況にならなければ、婚約にあたる納采の儀を行うことはできません」。本誌既報の通り、秋篠宮さまは、会見で明言した。殿下が口にした小室圭さんへの最後通告。眞子さまと小室さんはどうなるのか。

【写真】小室さんと眞子さまは今後どうなるのか

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 昨年の暮れから、眞子さまは体調を崩していた。胃から食べ物を戻してしまうことも珍しくなかった。

「400万円の借金トラブル」「母の佳代さんがカネを無心するメール」──。カネを返してほしいと懇願する佳代さんの元婚約者の男性に、「贈与を受けていると認識しておりますので」と言い放つ小室さん──。

 聞いたこともなかった金銭トラブルに、自分が知っている小室さんとは別人のような尊大な態度。眞子さまは報道内容にショックを受け、混乱した。身体が異変を起こしても当然だ。

 実際、妹の佳子さまが英国留学から帰国した6月15日、眞子さまは宮内庁病院で診察を受けていた。

「詳しい病名は聞こえてきませんでしたが、かなり身体が弱っていたそうです」(宮内庁関係者)

 それでも力を振り絞って公務に出席し、笑顔さえみせてきた。痛々しいまでに傷ついた娘の姿に、両親としてはもうこれ以上我慢ならなかったのだろうか。

 11月22日。秋篠宮さまの30日の誕生日に際しての記者会見が行われた。眞子さまの婚約について、秋篠宮さまは問題をオブラートに包むことなく話した。

「私は、今でも二人が結婚したい気持ちがあるなら、それ相応の対応をするべきだと思います。話題になっていることをきちんと整理して問題をクリアすること(が必要)になるかもしれません」

 これに対し、記者が、

「『相応の対応』というのは、眞子さまと小室さんの結婚の意思が今も非常に固くて、そのお気持ちを今後も支えていかれるということですか」

 と意味を尋ねると、はっきりとした口調で答えた。

「違います。こちらの対応ではなく、相手側の対応です。やはり、きちんと説明して、多くの人に納得してもらい喜んでもらう状況をつくる、それが『相応の対応』の意味です」

 まさに、秋篠宮さまの小室さんへの最後通告ともいえる発言だった。

 ここで、これまでの経緯を振り返ろう。

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