開幕戦に登場した“韓国卓球界の女神”徐孝元(撮影・大塚淳史)
開幕戦に登場した“韓国卓球界の女神”徐孝元(撮影・大塚淳史)
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 卓球の新リーグ「Tリーグ」が、相撲の聖地、東京の両国国技館で開幕した。日本選手を中心に世界各地から選手が集まってチームを編成する団体戦で、福原愛引退の日本卓球界を牽引する若手に大きな声援が飛ぶ一方、ひときわ目を引いたのは、“韓国卓球界の女神”であった。

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 開幕戦には、男子は「木下マイスター東京」と「T.T彩たま」、女子の「日本生命レッドエルフ」と「TOP名古屋」が登場。男子は東京の水谷隼(29)や張本智和(15)、女子では日本生命の平野美宇(18)や早田ひな(18)といった人気選手のプレーに大歓声が上がった。

 女子で注目が集まったのが、名古屋に所属する韓国代表の徐孝元(31)だった。韓国では“韓国卓球界の女神”と呼ばれているそうだが、なるほど確かに美人!

 3戦目のシングルスで平野と対戦した徐は、平野の鋭い打球をことごとくカットし、長いラリーで平野のミスを誘った。
 徐はカットマンではあるが、鋭く攻撃に転じてはスマッシュを決め、平野を揺さぶった。

 試合開始時は平野への声援が大きかったが、徐のプレーに魅了されたのか、徐々に徐に向けられる歓声が沸き上がった。
 盛り上がったのは会場の観客だけではなかったようだ。テレビ中継でこの一戦を見ていた視聴者もハイレベルな内容や徐のビジュアルに釘付けとなったようで、ツイッター上では「可愛い」「ファンになった」といったコメントが飛び交っていた。

 試合は平野がフルセットの末、徐を破った。Tリーグの松下浩二チェアマン(51)も、この一戦について「やっぱりカットマンはいいですよね(笑)。一般のお客様受けするというか、日本の方々の精神に合うというか、耐えて耐えてプレーする、ああいったタイプの選手がいるのはいいことだなと思いました」と、徐のプレーをたたえた。

 徐は美人ということで、過去の国際大会でも話題にはなっていたが、リーグに登場し、あらためて脚光を浴びることとなった。徐は国際大会でも優勝経験があり、世界ランク12位(26日現在)と実力も折り紙付きだからこそ、Tリーグ人気に火をつける逸材であることは間違いない。

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