1人は東京在住の事務員、鈴木あゆみさんともう1人は埼玉在住の販売員、秋山花子さん。
鈴木さんはファッションブランド「ZARA」のストライプのワンピースを着ていた。
「テレビで安室ちゃんが出演した時に、このワンピースを着ていたんです。探してすぐに買いました。ちょっとシワになりやすいんですけどね。この服を着て街を歩いているファンはよく見かけますよ」(鈴木さん)
一方の秋山さんは大事にしていた5年前の安室の20周年の時のTシャツを着ていた。
「ライブのチケットは持ってないんだけど、同じ場所で聴きたい。外で音漏れを聴く予定です。小漏れでもいい。4泊するんですけど、沖縄観光をしている暇がない。すべて安室ちゃん関係で動きます」
安室への思いを2人はこう語る。
「いつの時代も神です。かわいさ、かっこよさが劣化しない。年齢的に私たちが真似すると痛いなというところも全部ものにしちゃう。真の強さ、頑固さ、貫き通すところがあり、ほかの女性アーティストにはないところ。頑張ってますというのを表に出さないで、人伝えに関係者から知るというところもいいですね」
鈴木さんと秋山さんが知りあったきっかけも安室つながりだという。
「ファンの人がやっているスナックみたいなところがあって、そこでたまたま一緒に飲んで、連絡先を交換しましょうとなったのが友達になったきっかけでした」(鈴木さん)
安室はまるで憧れのヒーローのようだ。
沖縄タイムズの展示場からでできた親子3人組。
岡山から来た加藤麻衣さん(33)、娘の望愛さん(16)と息子の礼恩くん(3)。麻衣さんに安室さんに似ていますねというと、こう話してくれた。
「ありがとう。髪の毛の色は安室ちゃんに似せて、メッシュを入れています。ライブのチケットは取れなかったんですが、これが最後だと思って家族できました。3歳の子も安室ちゃんのダンスを全部踊れるんですよ。安室ちゃんは引退して何をされるのかわかりませんが、幸せになって欲しいですね」