材料を合わせてミキサーにかけるだけで甘酸っぱい美味なドリンクができあがる。また、「潰しフルーツドリンク」もおすすめだ。これはスイカ、バナナ、キウイを潰して作る。

「お酒を飲んだあと、余分な水分が体の中にたまりすぎて、翌日顔や体がボーッとむくんでも困ります。体の余分な水分を体外に排出する働きをサポートしてくれるのはカリウムです。ぜひフルーツから摂取してください。冷え防止の生姜、血流アップのための紅茶もブレンドして」

 そして翌日は、きゅうりとヨーグルトのさっぱりしたスープの朝食で、体をリセット!

「ブルガリア料理でヨーグルトを使った『タラトル』という冷製スープがあるのですが、それをアレンジした一品です。朝食はきちんととることです。オリーブオイルを少したらしたヨーグルトスープは消化吸収のよい、胃にやさしい飲み物です。ごはんがキツイときにはこれを朝ごはんがわりにして、胃の調子を整えるようにしましょう」

 いくら暑くても、お酒も度を越せば仇になる。どちら様も、ほどほどに……。(赤根千鶴子)

■肝臓でのアルコール処理にはどのくらいの時間がかかる?
(1)まず「純アルコール量」を求めてみよう

アルコール度数÷100×飲んだ量(mL)×0.8(エタノールの比重)=純アルコール量(エタノール量)

(2)一般的に、大人が1時間あたりに処理できる純アルコール量は5gなので、

純アルコール量÷5=アルコール処理にかかる時間

となる。たとえばアルコール度数5%のビールを500mL飲んだ場合、純アルコール量は20g。これを1時間あたりに処理できる純アルコール量5gで割れば、答えは4。500mLのビールのアルコールを肝臓が処理するには「4時間」かかるのだ。

【トリプルサワードリンク】
●材料(1人分)オレンジジュース1カップ、りんご酢大さじ1、はちみつ大さじ2、梅干し1個
●作り方梅干しの種を取り、オレンジジュース、りんご酢、はちみつと共にミキサーにかけるだけ。

【潰しフルーツドリンク】
●材料(2人分)キウイ1/2個、バナナ1/2本、スイカ100g、紅茶100 mL、生姜汁小さじ1
●作り方(1)キウイ、バナナは皮をむき、スイカは種を取り、ボウルに入れてコップの底やすりこぎ棒などで押し潰す。(2)(1)に紅茶と生姜汁を加えて混ぜる。

【きゅうりのヨーグルトスープ】
●材料(2人分)きゅうり1本、塩小さじ1/2、くるみ1/4カップ、アボカド1/2個、ヨーグルト1カップ、冷水1/4カップ、オリーブ油小さじ2
●作り方(1)きゅうりは半月の薄切りにし、塩を混ぜしばらく置く。(2)くるみは小切りに、アボカドは粗く潰す。(3)(1)にヨーグルトを加え混ぜ、なめらかになったら冷水でのばし、(2)を加えて混ぜて器に盛りオリーブ油をかける。

週刊朝日  2018年8月31日号

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