K-POPが再び盛り上がりを見せている。群雄割拠の新時代に頭一つ抜けているのが、7人組のヒップホップボーイズグループ「BTS (防弾少年団)」だ。歌やダンスで魅了するだけでなく、ファンとの「距離感」が絶妙なのだとか。イベントでその一端が垣間見えた。
「愛してまーす」
司会者に最近覚えた日本語について聞かれると、「BTS」のメンバー、JIMINは、少しはにかみながら答えた。客席からは歓声とため息が漏れ、ファンは“あざとさ”を感じつつ、思わずときめいてしまった様子だ。
BTSは昨年12月に来日し、日本8枚目のシングル「MIC Drop/DNA/Crystal Snow」の発売を記念して、ファンイベントを開催。日本語バージョンで2曲を披露した。CD購入者の中から抽選で選ばれた2万人が参加した。