アカデミー賞期待作。気になる評論家たちの評価は?(※写真はイメージ)
アカデミー賞期待作。気になる評論家たちの評価は?(※写真はイメージ)
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 映画「ダンケルノ」が今月9日から全国公開される。「ダークナイト」「インセプション」「インターステラー」と、圧倒的な映像表現と斬新な世界観で、観る者を驚愕させてきた映画監督C・ノーランが、初めて実話に挑んだ意欲作。早くも来年のアカデミー賞の呼び声も高い。

 第2次世界大戦。フランスの北端ダンケルクに追いつめられた英仏連合軍40万人の兵士。背後は海。陸・空からは敵軍。そんな逃げ場なしの状況でも、生き抜くことを諦めないトミー(フィオン・ホワイトヘッド)とその仲間たち。

 一方、母国イギリスでは、彼らを助けようと民間船までもが動員された作戦が動きだそうとしていた。民間の船長(マーク・ライランス)は、息子たちと共に危険を顧みず、ダンケルクに向かう。空軍のパイロット(トム・ハーディー)も、数においては形勢不利ながら出撃。

 こうして命をかけた史上最大の救出作戦が始まった。果たして、トミーと仲間たちは生き抜けるのか? 勇気ある人々の作戦の行方はいかに?

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