「休みの日にライブばかり見に行ってると友達が確実に減ります。いま彼氏はいないけど、私にとってアイドルを応援することは生活の一部。認めてくれる人とじゃないと付き合いません」

 ブームはいつかすたれると言われてきたが、結果的に長く続いている。支えているのは熱心なファンと、「明日からアイドルになれるかも」と夢見る女性たちだ。

「いい大人がアイドルの追っかけなんて」と冷ややかな見方もあるが、やりたい人と見たい人がいる限りなくならない。今日もどこかでライブが開かれ、熱いステージが繰り広げられている。これからも地下アイドルは、ファンと盛り上がっていくことだろう。

週刊朝日  2017年6月2日号より抜粋